安くて高い土地
- 2023.10.02
- 物件探し
前回書いたように、1件目の物件は不発でした(見る目も養われてないし、当たり前ですね)。が、小田原近辺はリゾート暮らしにちょうど良いなぁという思いは強まり、小田原市を中心に物件を探すこととなります。
「at home」などの物件情報の問い合わせ先には不動産会社の窓口が掲載されています。次の小田原巡りの1物件目は、その問い合わせ先の不動産会社に問い合わせていました。
しかし、一度に複数の物件を見たいとき、バラバラの不動産会社でスケジュールを組むのは、相手方のスケジュールの都合がありとても面倒なのです。そこで、2件目の物件について見学申し込みをする際に「ほかの不動産会社の物件も一緒に見れますか?」と聞いてみました。
すると「はい、基本的に案内できます!」と気持ちよく返事をしていただいた不動産会社(S社)がありました。その営業マンがKさんで、その後、ほぼすべての物件はKさんに案内をお願いすることとなってゆきます。
こんな流れで、2回目の小田原物件巡りは午前中に1件を問い合わせ先の売主不動産会社に、午後はKさんに複数件を、案内してもらう行程となりました。
今回は午前中の物件について書くことにします。
物件概要
場所 | 小田原市荻荻窪 |
交通 | 小田原駅徒歩19分 |
土地面積 | 約170坪 |
価格 | 700万 |
地目 | 畑 |
はじめは、「0が一コ抜けてるんだろう。7000万じゃ手が出ないよ」とスルーしていましたが、一応聞いてみることにして電話すると「いや、間違ってないです。700万の物件です」とのこと。すぐに見学に行くことにして、7月21日午前中にアポイントを入れました。
ついでに上に書いたいきさつで、当日午後に3件をS社Kさんに案内してもらいます。
見学当日
現地待ち合わせ。結構な坂を上って到着すると、ちょうど不動産屋さんらしき車も到着したところ。挨拶ののちに物件を案内してもらいます。
不動産広告の写真からある程度想像はしていたものの、実際に見てみると敷地に侵入するのが極めて困難な物件です。
接道面はこの一か所のみ。
接道面は約4mありますが、その面には高さ3mほどの擁壁がそそり立ちます。
接道擁壁の両側には隣地の階段があるので、今日はそちらをお借りして敷地に入ると、上にも斜面が続き、
1段目:おおよそ路面から7mくらいの高さ
2段目:おおよそ路面から10mくらいの高さ
と、2段に分かれた平地があります。平地最上段からの眺めはトップの写真のような、小田原の街を見渡せる素晴らしい眺めです。
また現況畑だけのことあって、かんきつ類などの果樹も数本、いい具合に育っていました。
検討
見学後、僕は見晴らし、価格、果樹の育成度合いなど、大変気に入り、一方妻はあの土地で暮らすのは厳しいんじゃない、という状況。
購入後、敷地の出入りはどうすればよいかいろいろ考えてみました。擁壁を壊すのは必須として、
- 駐車場を入口に作って、その先に敷地に上がれる階段をつくる
- 敷地の上まで上がれる、車が登れるスロープを掘る
- 駐車場を入口に作って、その先に敷地に上がれるエレベーターと階段をつくる
あたりの選択肢があります。たぶん結構な工事になりますが、土地価格が安いので、土地の加工に多めに費用がかかっても良いんじゃないかと思っており、住むなら3のエレベーター設置プランかな、というところで一旦保留とすることにしました。
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